本文へ移動

インフラ転職コンパス現場・技術・キャリアをつなぐ専門メディア

メニュー

WinMergeでconfigを比較する方法|変更前後の差分確認

WinMergeでconfigを比較すると、変更予定行だけでなく、意図しない削除、順序差、空白、動的値も見つけられます。比較前に取得条件と文字codeをそろえ、hostname、timestamp、counterなど毎回変わる行を『無視してよい差分』として明示します。

この記事でわかること

  • 変更前後configの比較手順
  • 無視してよい差分・危険な差分
  • filterとline compareの使い方
  • review用の差分証跡

設計構築チャンネル関連動画:WinMergeの使い方!config比較の方法。設計構築必須ツール
けんと@設計構築チャンネル
けんと@設計構築チャンネル
WinMergeでconfigを比較する方法は操作だけ覚えるより、対象、取得時刻、保存先、ファイル名の規則まで決めて使う方が実務的です。誰の証跡か後から分からなくなる状態を防げます。

WinMergeでconfigをどう比較する?

先に答えると、WinMergeでconfigを比較すると、変更予定行だけでなく、意図しない削除、順序差、空白、動的値も見つけられます。比較前に取得条件と文字codeをそろえ、hostname、timestamp、counterなど毎回変わる行を『無視してよい差分』として明示します。

比較前に何をそろえる?

仕組みを構成上の位置と観測点に分けると、用語だけでなく実際のpacket・stateを説明できます。

仕組みと判断軸
項目 仕組み・役割 実務での判断
planned 作業票どおりの追加・変更・削除 設計値と照合
dynamic timestamp・uptime・counter 理由を記録して除外
format space・改行・順序 機器が意味を変えないか確認
unexpected 予定外差分 投入停止・原因確認
構成・処理フロー
before.cfg ---- WinMerge ---- after.cfg
     | planned diff       | unexpected diff
     +-- change ticket    +-- STOP / investigate

差分をどう分類する?

差分をどう分類する?では、対象と期待値を固定し、状態取得、実通信、変更後確認の順に進めます。commandは例であり、本番投入前に対象OSの公式資料と現行設定を確認してください。

実行手順と完了条件
STEP 実施内容 確認する結果
1 同一機器・同一取得command・同一文字codeで保存 比較条件を統一
2 line filterを必要最小限に設定 重要行を隠さない
3 差分をplanned/dynamic/unexpectedへ分類 一行ずつ理由を付ける
4 running/startupと実通信を確認 text一致だけで完了しない
設定・確認例(対象機種・OS・versionで確認してください)
# 取得例
show running-config
show startup-config

# review用ファイル名
R01_before_20260804_2000.cfg
R01_after_20260804_2030.cfg
正常時の出力例・記録例
- ip access-list extended WEB-IN
+ ip access-list extended WEB-IN
+  permit tcp 192.0.2.0 0.0.0.255 host 203.0.113.10 eq 443

見落としや誤検知をどう減らす?

一つの表示だけで原因を決めず、症状ごとに次の観測点を選びます。正常時の同条件出力が比較基準です。

正常時と異常時の切り分け
症状・誤り 主な原因候補 次に確認すること
差分0だが通信NG state・route・counter・external dependency show commandと実通信
大量差分 取得範囲・並び順・template違い 同条件で再取得
予定行がない 未投入・別context 対象hostname/VRF
予定外削除 command置換・parent config影響 rollbackしてreview

reviewerへ何を渡す?

filterで差分を消し過ぎると、事故につながる変更まで見えなくなります。原本、filter適用版、差分reportを分け、reviewerが除外理由を確認できる状態にします。

  • 対象機器・interface・VRF/VLAN
  • 取得日時・timezone・software version
  • 変更前後の同一command出力
  • 期待値・実測値・判定者
  • 異常時の停止条件とrollback結果

関連する仕組みを次に確認する

定義だけで終わらせず、隣接する仕組みと障害切り分けへ進みます。

まとめ:差分を意図・動的・予定外へ分類し、実機状態でも確認する

差分を意図・動的・予定外へ分類し、実機状態でも確認することが結論です。構成図、設定・command、正常時と異常時の結果を同じ条件で保存し、第三者が判断を再現できる状態にしてください。

最近の記事
お知らせ